一昨日は2度目の春の嵐で、なんとなんと庭のアイスバーグの茂みがどさっと芝生に倒れていました。幸い根は大丈夫だったので、すぐに起こしてフェンスに固定し事なきを得ました。庭風景が日常に戻ってひと安心。明けて昨日は夏のような陽射しとなって、大混雑のホームセンター園芸売り場では半袖の方もちらほらと。嵐→ポカポカ→嵐→夏の陽射し、この揺さぶられるような天候の変化に、何かメッセージを感じるんですけど、これってぼくだけですか?そうですよねきっと。天候具合にいちいちそういう思考が蠢くのは、山奥育ちの庭好き散歩好きでA型魚座特有のことなのかもしれません。
嵐のち夏の陽射し
水辺が楽しい季節になりました。
この類稀なる(かも知れぬ)やや面倒臭い感受性は、もしかしたら巫女とか口寄せをする東北のイタコとか、そういう役割を与えられているのやも知れず、であるなら高天原に座すアマテラスのメッセンジャーとして、昨晩、庭の上空より受信した言葉をあなたお伝えしておきましょう。
季節はすでに春真っ盛りなり。それに気づかぬほど、あるいは目を背けて暮らすほどこの緊急事態に翻弄されているとしたら、早晩衰弱してしまう。感染予防に注意すべきはして、リーダー達の御沙汰に協力すべきはして、その上で季節を感じ取ること、春の流れに乗ることを忘れてはいけません。自然から離れたら不自然に陥ってしまう。不自然な我慢を続け、不自然な感情を募らせ、不自然な行動が重なり、不自然な思考が渦巻く不自然な暮らしを続けたら、いかな強者であっても自滅の道を辿ってしまうは必定。いけませんいけません、不自然さは決していい結果を生まない、それを伝えたくて、人々の肩を揺するが如くに天候を大きく揺さぶっているのです。コロナの件はスサノオの乱心につき、お詫びするしかない。どうか不肖なる弟の愚行に負けないでください。大丈夫、夏になればいかなインフルエンザも鎮静化するし、あなた方はこれまで幾度も流行病に打ちのめされる試練を乗り越えてきた、その事実は、現在コロナ以上に蔓延している不安や恐怖を楽々と凌駕するものなのです。我慢すべきは我慢して、注意すべきは注意して、しかしそれ以上に春爛漫を全身で感じ取ってください。国の施策は横に置いといて、本当に必要なものは健康、今日いち日の幸福を愛する者と分かち合う、心身の健やかさなのです。
by アマテラス
今日は一転またもや雨模様で気温が急降下。何かしらを受信したらまたお伝えいたします。
いやあそれにしても、昨日の混雑はすごかった。専門家じゃないんで無責任な実感としてですが、あの笑顔の勢いがあればいかなウイルスも撃退できますよ。元気な人はもっと元気になって、そのパワーで敵を撃退する、そんな努力も必要な時期なじゃないでしょうかねえ。黒澤明の『七人の侍』がそうでした。無体な敵の出現に、耐えて耐えて、ついに民衆は蜂起する。そのトリガーとなったのが世間のカブキ者、はぐれ者の7人。西洋ではジャンヌダルクの物語も同じ展開でしたし、古今東西、時代の分岐となる革命は、いつも民衆の中に埋もれていた異端の者がきっかけとなって為されてきました。え、リーダー不在?何をおっしゃるウサギさん、そんなこと言ってると、チコちゃんに叱られる。あなたですよあなた、あなたが三船敏郎であり、ジャンヌ・ダルクなのですよ。元気な人はもっと元気に、思いっきり元気に。これって不謹慎でしょうかねえ。そうは思えないんですがねえ。
一度だけの人生 それが私たちが持つ人生のすべて
だから信じたようにそれを生きる
そのために 行動することです
さすれば神も動きます
掛け替えのない人生 それが人間の持つすべて
それを信じて私は生き 私は死んでゆく
私がそこにいないなら
神は私をそこへ行かせるでしょう
私がそこにいるのなら
神は私を居させ続けるでしょう
by ジャンヌ・ダルク
ちょっと勇ましくなりすぎました。
つまりはですね、曇天続きだったらあなたが太陽になる、ってこと。
昔々のそのまた昔、文化放送でやってましたよね、
暗いと不平を言うよりも、進んで灯りを点けましょうって。
薔薇のつぼみは、すでに寸前まで膨らんでいます。