エリック・クラプトン、ジミー・ペイジと並んでロックの三大ギタリストと言われるジェフ・ベックは、何歳になっても気分を23歳にセットしていると語っています。23歳の彼は大病から復帰し、ロッド・スチュワートをボーカルに迎えて第1期ジェフ・ベック・グループを結成した頃。その時の意欲、希望、野望を人生の軸にしているのでしょう。嵐のようなギターテクを評価されつつも大きなヒット曲が出ないまま、それでも疾走を続ける孤高のロックギタリストは9年後、32歳の時に発売したアルバム『ワイアード』で、金字塔と言えるひとつのピークに達したのでした。
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