借家から意を決して広い庭付きの住宅購入しました。意を決した理由のひとつがいわふちさんのブログだったんですよ。今までは小さな庭だったけど、振り返るとそこで過ごした時間がものすごく大事なものだったんだなあって。花たちも可愛くて、一緒に引っ越せる子たちは鉢に移して準備しています。でもその場所は持っていけないんですよね。主人は張り切ってあれこれやってくれているけど、私はだんだん気が滅入っちゃって。
おやおや困りましたねえ。でもすっごくわかります。ぼくも何度か引越しの話が出たんですけど、庭と離れたくなくて。どれだけこの庭に励まされてきたことかって、この庭がなくなったらどうすればいいのか途方に暮れるよって思いました。だからなんとかかんとか理由をこしらえて引っ越さなかった。暮らしも変化するし、そのうち決断する時が来るのかもしれないって思ってますけどね。その時にどんなつじつま合わせをすれば今の庭とおさらばできるのか、あるいは否応なく辛い別れとなるのか、その次の庭との出会いは別れを帳消しにしてくれるのだろうか、なんて思うことがあります。
ですよねえ、本当に辛いんですよ、仕方ないことなですけど。でも困ったわあ、いつもだったら冬の花を植える時期なのに、それができずに掘り取りしているからみるみる花が減っていって、こうなると、いわふちさんがよく書いている通りで庭を見たくなくなってカーテンを閉めている。悲しいことです。