Holidays
気がつけばあと2週間でゴールデンウィークですね。今年も自宅で、と、すでにステイホームの方針を決めている方が8割だそうです。
当店といたしましてはステイショップ。今年も大々的な相談会は自粛しつつ、連休中はずうっと店で園芸と庭づくりのアドバイスなどをする予定ですので、買い物ついでに、あるいは連休中に庭を整備しようと張り切っている方々は気軽に声をかけてください。こんな時だからこそ、庭へと意識が向くって素晴らしいことです。微力ながら、そんな思いの後押しやお手伝いをできることが楽しみで楽しみで。
もうひとつの楽しみが、これまで施工させていただいたお客様が立ち寄ってくださること。その後の庭とご家族の様子を報告してくれて、横浜中に親戚ができたような気分で過ごすことが恒例となっているのです。あ、お土産とかはいりませんよ、ほんとに。
庭が完成してから遠出しなくなりました。
と、これは10年、20年前から何度も聞いたお客様の声。庭が整っていれば、連休も渋滞に向かって出かけるのではなく、親戚や友人を招いて庭でバーベキューというのが定番になるのです。そのために花を植え替え、芝生を補修し、ペンキ塗りをする。こいれって考えたらドイツとか、ヨーロッパの暮らしっぽくていい感じいい感じ。日本と面積、人口とも同じくらいで、勤勉な気質も似ていると言われるドイツでは、園芸や庭関連の市場が日本の2倍だそうでして、つまりそっち側に幸福の伸び代があるってことです。
えっ、外国の真似なんてしたかねえよって!?そんなこと言うのはどこのドイツだ!さんざんアメリカの真似をしてきたくせに。そうそう、アメリカといえば、トランプがいなくなって少し印象がスッキリしましたよね。アメリカ人にとっての庭ってのは、ざっくりと、芝生とバーベキュー。ドイツは家族が集う場所、アフリカ人はいい風を浴びる場所、フランスでは日光浴をする場所、スペインは昼寝、中東では祈り、バリの海側では読書で山側では料理、イタリアは恋をする場所、イギリスは植物と会話をする場所、さて、日本は・・・。
日本以外の国では庭に人がいます。友人を招待する時はリビングではなく庭に招くし、食事や運動や手入れも込みで、庭が重要な生活空間になっています。どうでしょう、お好きな国の真似っこをしてみては。具体的にどうしたらいいのかはお教えしますので、現状の写真と図面を持ってご来店ください。