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植物のために庭があるのではなく、人のための庭に植物が必要なのです。
花がいっぱいだけど椅子がない庭と、心地いい椅子はあるけど花が咲いていない庭、どちらがお好みですか?
手入れの楽しさと、メンテナンスフリーの気楽さは?
孤独を楽しむ庭と孤独を忘れる庭、あなたが必要とするのはどちら?
正解は前者でも後者でもなくて、明確な回答にあります。
意識の変化による驚くべき庭の変化が、その変化がもたらす暮らしの変化をいつの日か、今はまだ目的地を設定しないままで、地図を見てはため息をついている子羊への福音となりますように。
ぼくは「植物のために庭があるのではなく、人のための庭に植物が必要」と思っています。もちろんこれも唯一の正解というわけではなく、このようにぼくなりの正解を明確に持っていることが正解なのです。
とはいうものの、何十年も庭を想像し創造し続けてたどり着いたことなので、他に正解があるとは思えないのですが、と、断言するくらい明確に。
あなたの理想の庭を言葉で定義してください。できれば三つくらい。
「バラ・ハーブ・友人とお茶会」、「芝刈り・バーベキュー・昼寝」、「駆けまわる子ども・駆けまわる犬・時を駆ける自分」、「畑・物置・物干し場」、「蜂を飼う、七面鳥を飼う、カピバラを飼う」、「腕立て・腹筋・ストレッチ」、「夜風・静寂・マインドフルネス」、「蝋燭・カード・わら人形」など。はたまたストーブを焚いた庭の書斎に腰掛けて、「ビール・ジャズ・村上春樹」とか。
それができたら、あとはご来店いただくだけで理想の庭は実現します。
ああ何いうことか、なぜ今まで気づかなかったんだろう。レッド・ガーランドとは、赤い花飾り、勝者の栄誉を讃えて冠する真っ赤な花輪のことなんですね。
ビールと村上春樹にはこれ、赤い花冠を。
ボリュームを、夜風が揺らす葉音と6:4まで絞って。 ページを繰る手が止まらず寝不足となり明日はアルバムタイトル通りに、クレイジーなリズムを刻む勝者になるかも。