カエル好きの夏
灼熱のオリンピックも後半戦となりまして、いやあ連日感動したり感心したりの満漢全席で、もったいなくも食い切れずに食材廃棄となりがちな状態です。そんな中にあって有り難き箸休めが女子ボクシング初の金、カエル大好き入江聖奈ちゃん。優勝直後に次のオリンピックを問われ、カエル好きだけにケロリと「ボクシングはここまでにして、カエル関係で就職したいです」と引退表明。お見事!このお嬢さん、いい具合に育ってますねえ。
さてさてぼくも負けずにケロリと庭遊び。忙中無理やり閑をつくって半日を庭仕事&ポンポンベットでゴージャスなる風を集めて日光浴。おお、これぞ壺中天あり極楽蜻蛉。犬たちは散歩に行っても、朝夕であっても暑くてへろっちゃうもので、お盆が過ぎて、クラゲが出る頃までは庭遊びがメインイベントです。
思えばこの夏は、とても夏らしい絵に描いたような夏。コロナさえなければ多くの子供たちの記憶に残る夏休みとなっていたことでしょう。だから大人の皆様、あれこれと注意しつつですけどできる限り夏を夏っぽく楽しみましょうね。スイカ、素麺、ガリガリ君、(庭で)バーベキュー、水やり、収穫、草いきれ、線香花火・・・
またもや以前に庭をやらせていただいたお客様がご来店、「庭をやっといて本当によかったです」と、保冷剤入りの甘味と共にお礼の言葉を届けてくださいました。ありがたい、本当にありがたいお言葉です。そのありがたさを噛み締めて、スコールのような雨ニモマケズ、夏ノ暑サニオマケヌ丈夫ナカラダヲモチ、 今日も今日とて設計作業に熱中症でがんばります。
カエルチャンピオン入江ちゃん、絶対に、何があっても幸せになるタイプですよね。どこかあいみょんぽい表情も、ただの天然ではない味わいがあって素敵なお嬢だなあ。二十歳かあ・・・素晴らしいですよ、ご両親。きっと夏休みに田んぼに連れて行って、カエルの卵を捕獲して孵化の観察をしたんでしょうね。
ということでいつもならあいみょんでスタートのところ、カエル好きにはショパンのノクターンかなと、唐突に(なんでやねん!聴けばわかるさ。聴いてるうちに全身がリラックスしてきて、夕暮れの田園とアマガエルの合唱に変化してゆくのです)。ノクターン、夜想曲。江ノ島から吹き込む夜風を楽しみに、設計設計また設計。