気がつけば立春から10日経ちまして気温はすっかり春、店のドアを開けっぱなしで過ごしています。冬らしい日が数日しかなかったからか、もっと冬を、もっと冬をと念じているうちに、どうも自分だけ季節に置いていかれているような。
山の神はそんなことはなく、鼻をぐずぐずやりながら「花粉が・・・」と、春の到来を告げています。
ティータイム『二月は逃げて走り去る』
庭のバラはさすがに蕾がつかなくなりました。
昨年に続き存分に咲いてくれたことへの感謝とともに、
強めに剪定を済ませて肥料をたっぷりと。
ひと月後には、一斉に新芽が噴き出すことでしょう。
一月往ぬる 二月逃げる 三月去る
行かなくちゃ、君に逢いに行かなくちゃ、君の町へ行かなくちゃ、ウメを撮りに、などと思っているうちにカワヅザクラは咲くし、今朝はモモの開花となりにけり。ちょいとアクセル踏み込んで、季節に追いついておこうと思います。いや待てよ、相対性理論にかんがみればあえてスローダウンして、いち日いち日をじっくり味わった方がいいのかも。