夢中になれば夢の中。
夜明け前に目が覚めて庭へ。2021年3月11日、風は生暖かい。テレビラジオに溢れかえる特番の中から、大谷翔平が発した「忘れられない事がある。忘れてはいけない事がある」の1行を、未明の春風に舞う答えのように捕まえて、おかげで昨日あたりから積み重なった頭の瓦礫が片付いた。
朝日と共に始まる光合成を前に、ワクワクしているのです。
春の花たちは、もう毎日が楽しくて楽しくて、
寝てなんていられないのでしょう。
「持ち場持ち場で頑張って、一隅を照らす」というのが十年前の答えでした。今日までそして明日からも、その回答が正解であったことを実証するのです。そのために、夢中で働く。夢中になれば夢の中、夢の中ならあらゆる願いは達成できる。 夢の実現は、夢見る人にのみ与えられる驚異のパワー。夢みがちな人は幸いなり。庭に関してだけでなく、夢見心地が夢実現の第一歩なり。