昨日は完成した庭を嬉ぶお客様からお礼を言われるいち日でした。「落ち込んでいた主人が庭に出るようになって元気を取り戻しました。思い切ってお願いして本当によかった、ありがとうございます」という内容の、長文の熱烈なるメールが1件、寒いのにわざわざご来店くださって「家庭菜園がすっごく楽しいです。妻はあれから庭に夢中でぼくはほったらかされています。ありがとうございました」「カーテンは開けっぱなしになっています。ありがとうございました」「昨日初バーベキューをしたんですけど想像以上に楽しくて、もう最高ですよ、ありがとうございました」「薔薇をありがとうございました。ワクワクが増えましたよ」と伝えてくれた人が4組、他にも雑草対策をアドバイスした方から「目から鱗ですよ、ありがとうございます」と。
ティータイム『お客様から感謝デー』
この頃お気に入りのパワーリカーは、
いいちこライム割りのロックを、庭で。
6年前にお客様から頂戴したグラスに。
これぞ我が生きがいでありますから、こちらこそ感謝感激ですよ。皆様、本当にありがとうございました。おかげさまでまた、いい気になって突っ走れます。
夕方店を片付けながらふと思ったんですね、年に何度かあるこういう『お客様から感謝デー』って考えたら奇怪な現象だなあ、何でその日に集中するのかと。ひとつ言えることはぼくの状態がいい時にそれが起こるということ。調子が良くてニコニコしていれば近寄りやすくなる、というのは当たり前のことながら、でもメールをくださったり出かけてきてくれる人は、ぼくのコンディションなど知るよしもないわけですから不思議なことです。
もしかして気象学で言うところのバタフライ効果とはこのことなのでしょうか。アフリカで1匹の蝶が羽ばたくとヨーロッパに寒波が襲来する、初期条件のわずかな要素がやがて大きな気候の変化をもたらす、みたいな。あるいは波動でしょうか。同じ波長は引き合い共鳴するので、低い波動は低い波動を、高い波動は高い波動を引き寄せ、乱れた波動には乱れた人が、波動が整っている人の元には整った人がやってくる。波動は電波と同じく遥か彼方まで届くのかもしれませんね。
まあこの手のことは定義や公式を求めて深掘りするよりも、体感した感覚を大事にしながら再現を試みるのが正解ですから、そのためにも嬉しかった気持ちを書き記しておこうと思った次第です。いやあ本当に、ありがとうって幸せな気持ちになる言葉ですねえ。皆さん、ありがとうございます。
というわけで、今日もいい感じで駆け抜けるために、
昨日の『太陽にほえろに』引き続いての出囃子はこれで。